大牟田市議会 2008-06-20 06月20日-02号
最後に、4点目の病院内で医師を育てる体制の必要性につきましては、平成16年度からの新研修医制度では、従来の大学医局からの研修医の派遣ではなく、研修医と当院のような臨床研修病院のお互いの希望に基づき、それぞれの病院で採用が可能となりました。当院でも、平成16年4月の新研修医制度の開始と同時に、研究研修部長を中心に研修プログラムを作成し、研修医の指導・育成に努めているところでございます。
最後に、4点目の病院内で医師を育てる体制の必要性につきましては、平成16年度からの新研修医制度では、従来の大学医局からの研修医の派遣ではなく、研修医と当院のような臨床研修病院のお互いの希望に基づき、それぞれの病院で採用が可能となりました。当院でも、平成16年4月の新研修医制度の開始と同時に、研究研修部長を中心に研修プログラムを作成し、研修医の指導・育成に努めているところでございます。
自治体が公の責任として担うものは、時代背景、また、その地域でそれぞれ異なるかと思いますけども、本市におきましては、一般医療のほか、救急、がん、循環器などの高度医療や母子医療の充実、臨床研修病院や災害拠点病院などを担う役割が考えられます。また、それが不採算医療であっても、地域住民のニーズが高く、かつ地域内での医療提供が不足している場合などがあれば、それに答える必要があると考えられます。
まず1点目の中の医師の確保に関する御質問につきましては、当院は有明保健医療圏で唯一の厚生労働省指定の臨床研修病院として、さらには久留米大学の最も重要な教育関連病院でもあり、指導医クラスの優秀な医師の計画的な派遣を要請してきているところでございます。また、久留米大学にとらわれず、他大学にも医師派遣協力のお願いをしており、平成15年度からは、福岡大学からの医師採用が実現したところでございます。
また、厚生労働省の臨床研修病院の指定を受け、公立病院の責務の一つであります医師の研修・教育等の育成なども行っている中で、医師を初めとした医療技術者等の臨床研修の場としても、その役割を担っているところでございます。
また、自治体病院の役割は一般医療のほか、救急・がん・循環器病等の高度・特殊医療や臨床研修病院・災害拠点病院などであり、その目的は地域の医療レベルの向上であり、また高い公共性が必要であります。 病院の経営の基本的考え方につきましては、矢野議員及び永江議員の御質問でも市長が答弁いたしましたとおり、公共性と経済性の両立であります。
議員御案内のとおり、自治体病院は一般医療のほか、救急・がん・循環器などの高度医療や臨床研修病院や災害拠点病院など、民間で行うことが困難な医療を担うのが役割であり、例えそれが不採算医療であっても、地域住民のニーズがあればそれにこたえる必要があります。 しかしながら、病院経営が確立されていなければ、継続的に地域住民が求める医療を提供することが困難になり、地域医療レベルの低下を招くことになりかねません。
議員御案内のとおり、自治体病院は一般医療のほか救急・がん・循環器病等の高度特殊医療や臨床研修病院・災害拠点病院など幅広い役割を担っています。
医師の確保には種々問題もございますが、私どもは新規に各大学への働きかけを行う一方で、議員提案のような奨学金制度など独自の医師確保策、新しくスタートする臨床研修病院として研修後にレジェントとして残留させる確保策、さらに現行の自治医科大学等の医師派遣制度を活用するなど今後も優秀な医師を幅広く確保するよう尽力したいと考えております。 以上、補足答弁とさせていただきます。
大牟田市立総合病院は平成7年5月に新築移転して7年目を迎えており、この間、地域住民の需要に基づき医学・医術の進歩に対応した適正な医療に心がけるとともに、一般医療のほか、他の医療機関で対応することが困難な救急、がん、循環器病などの医療を積極的に推進しながら、厚生省指定の臨床研修病院として卒後医師の教育や医師以外の医療従事者の研修の場としても機能しているところであります。